全体についての消防計画の届出について

　統括防火・防災管理者を選任後、全体についての消防計画を作成し届出します。また、計画内容に変更があった場合も届出します。なお、作成した計画内容は各管理権原者と共有する必要があります。この全体についての消防計画は建物全体の計画であるため、各管理権原者が選任した防火・防災管理者が消防計画を作成する際の指針になります。
　

必要な書類等

(1)全体についての消防計画作成（変更）届出書
(2)消防計画の内容となる書類
(3)各階の平面図（管理権原の範囲が分かる図面）
(4)各管理権原者の確認表
(5)その他の添付書類（建物の状況により添付）

計画内容の例

①防火(防災)対象物の各管理権原者の当該権原の範囲
②防火(防災)管理業務の一部委託
③防火(防災管理)対象物全体についての消防計画に基づく消火、通報、避難の訓練等
④避難施設の維持管理、案内
⑤火災、地震等が発生した場合における消火活動、通報連絡、避難誘導
⑥火災の際の消防隊に対する防火対象物の構造その他必要な情報提供、消防隊の誘導
⑦防火(防災管理)対象物全体についての防火防災管理上必要な事項